■緊急地震速報受信時の音声が再生されない現象に関して■
強震モニタは、Google Chrome、Mozilla FireFox、Microsoft
Edgeでの動作を確認しておりますが、動作環境により緊急地震速報受信時に音声が自動再生されない現象が発生しております。各種Webブラウザには自動音声再生に関するポリシーがあり、閲覧環境により影響がある場合がございます。自動音声再生に関するポリシーについては、Google
Chromeの
Autoplayや、Mozilla FireFoxの
自動再生ガイド等をご参照ください。
■強震指標について■
強震指標 |
説明 |
リアルタイム震度 |
防災科研が開発した逐次的に計算される目安の震度を表示します。
揺れの全体の記録から計算される震度にほぼ一致するという特徴があります。
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最大加速度 |
強震計が実際に観測している揺れの加速度の1秒毎の最大値を表示します。
3方向(北―南、東―西、上―下)をベクトル合成した波形の最大値となります。
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最大速度 |
揺れの加速度を積分して得られる速度の1秒毎の最大値を表示します。
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最大変位 |
揺れの加速度を2回積分して得られる変位の1秒毎の最大値を表示します。
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速度応答(0.125、0.25、0.5、1.0、2.0、4.0Hz)
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各周波数成分についての速度応答波形(減衰5%)の1秒毎の最大値を表示します。
低い周波数(0.125
Hz側)はゆっくりとした揺れの、高い周波数(4.0 Hz側)は
速い揺れの強さを示します。
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■緊急地震速報について■
地震発生の情報(震源の情報、最大予測震度の情報)は、気象庁による緊急地震速報の情報を用いて表示しています。
気象庁が利用している2点以上の地震計で地震波が観測され、最大震度が5弱以上と予測された場合、または長周期地震動階級が3以上と予測された場合に緊急地震速報(警報)が発表されます。
この場合、強震モニタでも警報の文字情報を表示しますので、周囲の状況に応じて、慌てずに、
まず身の安全を確保してください。
緊急地震速報(予報)が発表された場合、強震モニタで予測データや震源情報の表示を行う条件は、
- 気象庁が利用している2点以上の地震計で観測された地震波の解析で震源・マグニチュード・各地の予測震度が求まる
- 震源深さが150km以浅と推定される
- マグニチュードが3.5以上、または最大予測震度が3以上である
としています。
緊急地震速報の詳細は、気象庁の
「緊急地震速報について」のページをご覧下さい。
■P波・S波到達予想円について■
気象庁の走時表(JMA2001走時表)から計算される、地震波のP波およびS波初動の到達予想地点を表示しています。P波・S波到達予想円の半径が2,000kmに達して以降は、走時表の範囲を超えるため、円の表示を行いません。
■予測震度分布について■
強震モニタでは、緊急地震速報を用いた震度の予測を約5km四方のメッシュ単位で行い、
地図上ではメッシュを塗りつぶして表示しています。 各メッシュに対する予測震度の計算方法は、
「気象業務法施行規則第十条の二第一号ロの規定による計算方法を定める件」(平成19年11月26日 気象庁告示第十一号)の第二号ア(1)~(3)
に準じており、予測計算に必要な各メッシュでの震央距離については5kmメッシュの中心位置を用いています。
地盤増幅率については、防災科研の地震ハザードステーション(J-SHIS)で公開されている
250mメッシュの地盤増幅率データを5kmメッシュ単位で集計し、その第3四分位(増幅率の大きい順に
並べた場合の上位25%目)の増幅率を5kmメッシュを代表する値として用いています。5kmメッシュ内での250mメッシュ地盤増幅率の違いや観測値を用いた検証より、第3四分位の増幅率を用いて十分な精度で予測できることを確認しています。
この地震動の予報は『許可第218号』によっています。
■日本地図県境線について■
国土数値情報を使用しています。
■強震モニタ(GAE版)■
Google App Engineを用いて配信していた強震モニタ(詳細は→
こちら(PDF
352KB))は2023年8月31日をもってサービス終了いたしました。